蛸引きは魚の身を刻んだり、薄切りするための包丁です。
安来鋼白紙からつくられたこの片刃の刃は細長く、薄い刃で造られており、切れ味が優れているだけでなく、研ぎ直しもとても簡単です。
この長方形の刃の形は、もともとは関東地方で造られるようになった特徴を残しています。柳刃や刺し身包丁と同じように使われます。朴ノ木で作られたハンドルは湿気に強く、桂の部分に水牛の角を用いた最高級の仕上げです。
この蛸引きは堺打刃物の伝統工法でつくられています。
*重 量 : 92g
*刃渡り : 210mm
*全 長 : 340mm
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