菜切りは長方形で刃が薄く、野菜を切るのに使われる包丁です。薄刃とは異なり、研磨角度は50/50度で軽く曲線を描くような刃形で、まな板の上で薄切りがしやすい包丁です。
この菜切りの刃は、VG10を芯にしてその両側を柔らかい鋼材で挟むVG10三枚鋼でつくられています。こうすることで、焼き入れの時に鋼材の芯をより硬く仕上げることができます。VG10は武生特殊鋼材が開発した最先端の合金で、今では、その技術的な特性から刃物業界ではよく利用されている鋼材です。従来の酸化鉄と比べ、摩耗や変形に強く、切れ味も長持ちします。また、サビや過酷な使用にも負けない耐久性のある包丁です。
モクレンのハンドル（柄）を握りやすい« D » の形に整え、金色に塗装した上に白の大理石模様を入れ、ニスを塗って保護しています。飾り模様でナイフの美しさが引き立ち、独特の手ざわりが感じられる包丁です。
*重 量 : 126g
*刃渡り : 165mm
*全 長 : 310mm
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