牛刀は「シェフナイフ」またはスライサーと呼ばれ、野菜や肉の刻みやカット、切り身などをさばく西洋料理には欠くことのできない包丁です。まな板の上で切りやすいようにアゴ幅が広く、刃先は切り込みがしやすいように薄いつくりです。刃幅は一般的に18cm~30cmまであり、必要に応じて調整できます。
刃は「粉末冶金」製法でつくられた鋼材SG2を芯材に使い、何層もの鋼を重ねたきめの細かい対比模様の墨流しで仕上げています。武生特殊鋼材製のこの合金は、炭素を多量に含む構造で、硬度や耐摩耗性に優れ、錆びにくく、変形にも強いのが特徴です。
ハンドルは亜麻と樹脂の素材からつくられた黒色のマイカルタで、外部からの衝撃に強く、調理には最適です。
この包丁シリーズは、墨流しとマイカルタの微妙な黒が調和した素晴らしいブレードで圧倒的な美しさがあります。SG2は、信じられなほどの切れ味と長切れが持続する優れた鋼材です。
*重 量 : 290g
*刃渡り : 210mm
*全 長 : 325mm
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